落穂拾い gleaning 2004 8 25

 最近の個人投資家の話を聞いていると、
何か、落穂拾いを連想します。
 そう言うと、人によっては、有名な絵を連想するでしょうか。
あの絵は、落ち葉拾いではなく、落穂拾いの絵です。
 今の日本は、豊かになりましたので、
落穂拾いと言っても、わからないでしょう。
それは、収穫した後に、落ち散った稲などの穂を拾うことなのです。
 今は、鳥が拾って食べるのでしょうが、
昔は、人間が拾って、生活の糧にしたのです。
そういう貧しい時代があったのです。
 しかし、落穂拾いをしていた人たちのなかから、
やがて、成功者がでて、お金持ちになった人もいるのです。
要するに、ほとんど価値がないと思われる「落穂」を、
コツコツと集めて、やがて、成功していった人がいるのです。
 落穂を拾っても、成功するチャンスは少ないかもしれませんが、
落穂を拾わない人は、いつまで経っても、成功するチャンスはゼロです。
 これは、ビジネスでも同じです。
あの時は、落穂程度の価値しかなかった事業が、
10年後には、大きな事業に育っていた。
現実に、そういうビジネスがあるでしょう。
 大河も、水源まで遡れば、小川のようなものです。
いや、湧き水のようなものです。
この場合の大河とは、時間の流れを意味します。

















































トップページへ戻る

Stock market conditions へ戻る